2008/01/21

リキテックスのテスト

このところずっとアナログで描いてみたくなってて、ちょっと試しに木片に描いてみました。タバコの箱より一回り大きいくらいのサイズ。未完成です。


おととし、MIXちゃんという犬を描いたのが14年ぶりのリキテックス。このときは犬の肖像画ってことで僕オリジナルのキャラクターを描いたわけじゃないのでそれほど感じなかったけど、今回やってみると、やっぱアナログは時間かかるなあ。これは下地のジェッソなどの作業を除いてだいたい2時間くらい。もちろん以前のような偏執狂的丁寧仕上げをすれば平気で2日くらいはかかっちゃうんだけど、当時と同じ描き方でどのくらい速く描けるかをテストしてみた、というのが本来の目的。2時間でこれなら相当速いとは思うのだけど、PainterやPhotoshopで同じ絵柄を描いたらたぶん20分もかからない、という時間感覚が出来ちゃってるもんだから、2時間かかるってのがまどろっこしくてかなわん。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

リキテックスで描く、となれば
幾ら乾くのが早いにしても
乾きの時間を考慮しないとなりませんね
でも2時間は、速いなあ

最近ボクの使っているOilBarという画材は
乾くのが遅いので、物凄く時間がかかります
でも、それが楽しかったりする、というのも
あるですね

Hiroshi Yoshii さんのコメント...

まつばらさんへ〜
ドライヤーで乾かしながらなんで、待ち時間はほとんどないです。2〜3回塗らないとしっかり色が乗ってくれないのがつらい。アクリルガッシュ系だと不透明度が強いので一度塗りでいいんだけど、あのポスターカラーみたいなデリケートな絵肌になっちゃうのと、乾くと色が変わっちゃうのがダメ。

>>オイルバー
細いタイプのものをクレヨンみたいに使って油絵を描いちゃうって手軽で良さそうですね。油絵の具はデジタル移行直後くらいにシャレで小さいセットを買ったのですが、試し描きしただけでほとんど使ってません。乾燥は遅いけど、なめらかなボカシが簡単なので、そのうちまたいじってみるつもり。

PaintMonster さんのコメント...

さすが吉井さん。
とてもキュートな仕上がりですね!
私はほとんどが不透明絵の具で描きます。塗った後には表面にラッカースプレーを吹いてコーティングします。
しっかりと色付けや盛り上がり効果を使いたいときにはゲルメディウムを混ぜています。どうも日本で販売されているガッシュは根性が無くて好きじゃないんで、このような方法に落ち着きました。
もちろんアクリルも場合によっては使うんですが、やはり透過するのが気になって結局顔料をを混ぜてしまったりしてガッシュ何も変わらなくなってしまいます。ははは。

それにしても立体、3DCG、ペインター、アクリル全てが同じ仕上がりになるのがさすがです!!

Hiroshi Yoshii さんのコメント...

paintmonsterさんへ〜
アクリル絵具にラッカーってどうなんだろ?後でひび割れそうな気もするけど。水性のトップコートとかどうでしょう?
不透明度の強いアクリル絵具、あ、タミヤの水性ペイントってそうじゃんと思って塗ってみたらなかなかいい感じ。と思ったら、アルコール分がきつくて下地が溶け出してきちゃいますね。でも一発で広い面をベタ塗りする裏技としては使えそう。

>>全てが同じ仕上がりに
同じにしかできん、のかも。

kitaoka さんのコメント...

懐かしいですね〜。

塗り重ねるのにどうしても時間かかりますよね。
腱鞘炎になりかけた記憶が。。。
ドライヤー使いましたね〜。
私は不透明さが欲しかったのでアクリルガッシュ派です。
これに薄め液(名前忘れた)を混ぜて半透明で使っていました。いろいろ混ぜるのが楽しい時間でした。締め切りに追われていなければ。

これが出るまではガッシュと混ぜて作っていましたっけ。

Hiroshi Yoshii さんのコメント...

kitaokaさんへ〜
僕もアクリルガッシュずいぶん試しましたが、上記のような理由で避けてました。あと、アクリルガッシュ系の絵の具とリキテックスは融合が弱いらしく、アクリルガッシュ系にリキテックスで上塗りしてるとベロッと剥げてきちゃうことがありました。ソフトタイプの濃いリキテックスが出てずいぶん楽になりましたけどね。