2011/01/07

Mac App Storeがオープン


昨日夜、Mac App Storeがオープン。iPhone/iPod touchのApp Storeみたいに、Mac用のアプリをダウンロード販売する仕組み。OSX 10.6.6にアップすると、App Storeという専用アプリがインストールされ、利用できるようになる。

iTunesのApp Storeみたいに購入や管理がカンタンになるし、たぶん値段も抑え気味になるだろうし、マイナーだったり知らなかったアプリもたくさん出てくるだろう。って、かなり期待してました。

ちょっと期待してたのが、Mac App Storeの予告ページメイン画像にあったパレットのアイコンの「Color Studio」。ひょっとして、Mark ZimmerがPainterの前身の画像処理ソフトを復活させる?Apple純正のペイントソフトの登場??

で、オープンしたMac App Store。あれ〜〜〜??何このスカスカ感。おかしいな、ぜんぜん欲しいものがない?? どうしたんだい?Appleらしくないぞ。もちろん、Color Studioもない。シェアウェアとして知られていたアプリがほとんどのようだし、今まで無料だったようなアプリやウィジェットみたいなものも多い。もちろんオープンしたてなので、そのうち数は揃ってくるだろうけど。

どんなアプリが揃っていたらここまで品揃えが少ないって印象にならなかったかといえば、やはりグラフィックデザインのカテゴリーにAdobeのソフトがないとねえ。Act2で売ってるソフトくらい全部あれば、と思ったら、Omni社のソフトやPixelmatorなんかはあったりする。あと、ミュージックのカテゴリにはAU音源やVST音源のシンセやエフェクターなんかをバンバン載っければ相当立派に見えると思う。

なんでこうもスカスカに見えるのかというと、たぶん、App Storeアプリの画面デザインが白とグレーでスペースの空きが中途半端、制作途中のデザインみたい。各アプリのアイコンがiPhoneアプリのように統一されてないのでバラけて見える。んじゃないかと。

値段はマチマチ、無料のも多い。高く見えるのもあれば安く感じるのもある。でも、iPhone/iPod touchアプリが115円とかせいぜい600円なので、数千円のアプリも非常に高く感じてしまう。また、シェアウェアってたいてい1ヶ月とかの試用期間を経て購入するものだろうけど、Mac App Storeで購入してしまうと、いきなり課金ってことになってしまう。試用期間の仕組みを取り入れないとマズいんじゃないかな。

何にも買わないのもつまらないので、以前から気になっていたPhotoshopみたいな画像処理アプリ Pixelmatorを買ってみた。アルファチャンネルがないのが非常に不満だけど、それ以外はほとんどPhotoshopと同等に使える、悪くないアプリ。Act2の値段よりかなりお得!

で、購入・インストールしたのと別のMacで同じアプリはどうやってインストールするのかと思ったら、ちゃんと「購入済み」から無料でインストールできるようになってる。

仕組みとしては素晴らしいんだけど、品揃え次第だなあ。今後に期待!

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